こんにちは、Sawakoです。
イオンで「レジゴー」というセルフレジを試してみましたので、使い方の流れや実際に使った感想を書きます。
自分でスキャンするセルフレジ「レジゴー」
「レジゴー」は、スマホのアプリを使って自分で商品をスキャンし、専用レジで支払いをするというセルフレジの一種です。
2019年から展開しはじめたサービスのようで、私がちょくちょく行っていたイオンにもいつの間にか導入されていました。
はじめは自分のスマホにアプリを入れるのが面倒だなと思って敬遠していたんですが、よく見るとイオンの出入り口に専用のスマホ(レジゴースマホ)が用意されていたので、「これなら」と使ってみることにしました。
ショッピングカートにも、レジゴースマホをはめ込むタイプが出現していました。
カートに設置した状態で商品スキャンができるようになっています。
レジゴーの使い方
まずは商品をスキャン
「スタート」のボタンをタップするとアプリが起動するので、商品のバーコードをスキャンしていきます。
商品のバーコードをレジゴースマホ画面内の読み取り部分に近づけると、自動で読み取ってくれます。
値引きシールが貼ってある商品でも、しっかりと値引き後の金額が反映されるので安心。
商品を手に取るたびにスキャンしていくと、合計金額がリアルタイムで計算されて「今、全部でいくらか」がわかるのが地味に助かります。予算オーバーの心配もなくなりますね。
会計もスムーズ
買いたい商品のバーコードをすべてスキャンし終えたら、レジゴー専用レジに向かいます。
画面右下にある「お支払い」をタップすると、レジゴースマホの画面が変わるので、専用レジの入口ゲートにスマホをかざします。
すると、スマホ画面にレジの番号が表示されるので、指定されたレジに進み、支払いを行います。
レジゴー専用レジでは現金もキャッシュレス決済も使えますし、WAONのチャージや残高参照もできます。
私はWAONの残高が少なかったので、現金でチャージをしてから会計を済ませました。
支払いが終わると、レジゴースマホにQRコードが表示されますので、これを出口ゲートにかざすとレジの外に出ることができます。
レジゴースマホは、出口ゲートにくっついている回収ケースに入れればOK。
支払いの操作がわからない場合でも、店員さんが必ずレジの近くにいるので、聞けば教えてもらえます。
袋詰めも工夫次第でもっと楽になるかも
私は袋詰めをレジゴー専用レジの外にある台で行いましたが、買い物カゴにあらかじめマイバッグを設置しておき、スキャンするたびに入れていけば、袋詰めの手間も省けるのかもしれません。
ただ、買い物カゴにフィットするマイバッグでないと注意される可能性があるらしく、私のように一度に買う品数が少ない場合は、会計後に袋詰めするほうが万引きを疑われるリスクがなくていいかなーと思いました。
レジゴーを使ってみての感想
初めてレジゴーを使うときは少し心理的な抵抗がありましたが、いざ使ってみると簡単でした。
普段から無人のセルフレジを使っていたり、スマホでコードを読み取ることに慣れている人であれば、レジゴーも問題なく使えると思います。
何より、レジの待ち列に並ぶことなく会計できたのは良かったです。
私が行ったイオンには、レジゴー専用レジのほかに、有人レジ、一般的なセルフレジ、キャッシュレス専用レジも設置されていますが、レジゴー専用レジはガラガラでした。
人が並んでいる他のレジの横を通り過ぎて会計を済ませたときは、「スムーズに買い物できる」というメリットを実感しました。
ただし、並ばずに済んだのは結局、レジゴーの利用者が少ないためじゃないかと思います。
人の行く裏に道あり花の山というわけです。ちょっと違うか。
新しいシステムが導入されるときは、たとえそれが便利だったとしても、従来の慣れたやり方を続ける人のほうが多いのが普通です。
最後の支払い作業は、専用とはいえ結局はレジで行うわけですから、レジゴーの利用客が増えればいずれは待ち列ができるでしょう。
とはいえ、レジでスキャンする時間と手間が省けるだけでも人の流れは速くなるので、レジゴーを使うメリットはあると思いました。
そういう意味では、「レジに並ぶ必要がない」というよりは、「スムーズに支払いできる」というほうが正確ですね。
実は私は、会計までアプリでできるのかと勘違いしていました。
レジを通すことなく、レジゴースマホで買い物がすべて完結するのかと思い込んでいたんです。
そんな状態ですから、実際に使ってみて一瞬「アレッ」と思ったものの、それでも一般的なセルフレジよりは楽だと感じました。
イオンに買い物に行く機会があれば、ぜひ一度レジゴーを使ってみてください。
余談ですが、買ったものを袋詰めする台は「サッカー台」が正式名称だそうです。さっき知りました。
現場からは以上です。