【ライティングのヒント】文字数がオーバーしたときの対処法【経験者談】

【ライティングのヒント】文字数がオーバーしたときの対処法【経験者談】

こんにちは、webライターのさわこです。

ライティングしたら、指定の文字数をオーバーしてしまった!どうしよう?

こんなお悩みを解決します。

文字数をオーバーしたらどうすべきか。答えは2つ

結論は、
「納期ギリギリなら納品+クライアントに相談」
「納期に余裕があるなら直す」
です。

納期が迫っていてギリギリの場合は、まずは初稿の納品を最優先してください。

納期>>>>>>>(超えられない壁)>>文字数超過

です。

なお、納品する際は、メッセージに

◯◯字ほど文字数をオーバーしてしまいました。
問題があれば修正いたしますので、お申し付けください。

と付け加えて送るのがおすすめです。

もちろん、納期まで余裕があるのであれば、できるだけ修正してから納品しましょう。

修正目安の文字数オーバーはどれくらい?

こちらでは、私の経験則を書きます。

〜500字程度オーバー:ひとまず提出する

たとえば、3000字の記事で3500字書いてしまった場合です。
これくらいなら、とりあえず納品してOKです。

実際のところ、「文字数が少ないのは問題だが、少し多いぶんには構わない」というクライアントは多いです。

理由としては、以下が考えられます。

  1. WEBサイトには、雑誌や新聞のような「紙の面積」という問題がない。
  2. SEO対策的に、文字数は多いほうが順位が上がりやすいとされている。

※ただし、2は「内容が充実している」ことが重要であり、単に文字数が多ければいいわけではない点に注意。

500字程度のオーバーであれば、問題ないケースがほとんどです。
問題があれば指摘してもらえるはずなので、クライアントのチェックを待ちましょう。

800〜1000字オーバー:推敲&クライアントに相談する

たとえば、2000字の記事で3000字書いてしまった場合です。

できれば文章量を減らして、キレイにおさめたいところ。
推敲して、削れる部分を見つけましょう。

納期が迫っているなら、ひとまず納品してもいいです。

ただ、体感としては少し多いので、クライアント宛てのメッセージには
文字数をオーバーしてしまったので、問題があれば対応する」
旨を書いておきましょう。

1500字以上オーバー:推敲して文章を削る

たとえば、3000字の記事で5000字書いてしまった場合です。

ここまできたら、推敲で削れるところを削りましょう。
削り方については、次項で解説します。

文字数を減らすなら「かたまりで削除」がおすすめ

大きなかたまりを削除すると、一度に数百字単位で文字数を減らせます。

初心者がやりがちなのが、文中の語尾を変えるなど、細かい部分の修正。
しかし、細かいところをチョコチョコ直しても、大幅な文字数減にはなりません。

 そこで、「大きなかたまり」として

  • 項目
  • 具体例

が削れないかを検討します。

項目を削る

一番大きく文字量を減らすには、項目を丸々削ってしまうのがもっとも早いです。

つまり「見出し+本文」です。
「話題」「素材」とも言い換えてもいいですね。

読者や記事のテーマを見直して、優先度が低い項目をザックリ削ります。

もったいないですが、文字数を減らすにはこれが一番効果的です。思い切りましょう。

具体例を削る

ライティングの場合、具体例を書いていることが多いはずです。
たとえば、
・メリット
・デメリット
・お店の紹介
・お客様の体験談(Aさんの場合、Bさんの場合etc)
など。

これら具体例を減らします。
「メリット10個→メリット5個」にするイメージです。

文字量を減らすには、大きなかたまりを削除する。

ぜひやってみてください。

念のため、修正前の原稿はコピーを残しておくのがおすすめ

私はいつも、最初のオリジナル原稿は残しておきます。

具体例を削って納品したあとで、「文字数はオーバーしていいから、もっと具体例を増やしてほしい」と言われる可能性もゼロではないからです。

実際に言われたことはまだありませんが、慎重を期すのがベストです。

私はクライアントからOKが出るまではオリジナル原稿は取っておき、完了した時点で削除しています。

まとめ:多少の文字数オーバーはOK!あとはクライアントに相談すること

文字数オーバーで悩んで納期がギリギリになるくらいなら、一度納品し、クライアントに見てもらうことをおすすめします。

「これでいい」とOKが出ることもあれば、「この部分はいらない」と指示をもらえることもあります。
いずれにせよ、一人で悩み続けるよりも、スムーズに事が進みます。

以上、「文字数がオーバーしたときの対処法」でした。
お読みいただき、ありがとうございます。

Wrote this article この記事を書いた人

Sawako

元公務員フリーランス。日々模索中。好きなものは本とファンタジーと喫茶店とぶらぶら街歩き。仕事はWEBライティングを中心に、WEBメディア運営アシスタント・役者など。

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