在宅ワークで集中して仕事するための時間管理方法

在宅ワークで集中して仕事するための時間管理方法

私は2024年現在、開業して6年目のフリーランスであり、基本的に家で仕事をしています。

最近、企業勤めの方に「どうすれば在宅ワークで仕事に集中できるか」と質問をいただきました。
「リモートワークになったが、やる気が起きない」とか「家だとダラダラ過ごしてしまうので、どうやってメリハリをつければいいか」といった悩みは多いようなので、私が実践している時間管理方法をお伝えします。

具体的な方法としては、以下の3つです。

  • カフェへ行く
  • 立ったり座ったりする
  • 仕事のあいだに家事を挟む
  • タスクシュートをおこなう

それぞれについて解説しますね。

なお前提として、私はカフェでできる仕事をしているほか、一人暮らしで、子どももいない点にご留意ください。
それでも、何か少しでも参考になる点があれば嬉しく思います。

カフェへ行く

私の場合、家で集中できないときは、一番手っ取り早い解決方法としてカフェに行きます。
それは在宅じゃないだろと言われそうですが、そのとおりです。
家でできないのなら、諦めて他の場所に行くのがもっとも早いです。

カフェはスタバでもドトールでもホテルのラウンジでもどこでもいいんですが、ほどよく周りに人がいて、雑談する声がして、パソコンを叩いたり本を読んだりノートとにらめっこしたりする人たちがいる空間に行くことで、私はやる気が高まります。

図書館でもいいんですが、私は温かい飲み物と適度な雑音が作業のお供に欲しいので、カフェのほうが好きですね。
個人的に、雰囲気のある純喫茶よりは、チェーンのカフェのほうが心理的に仕事がしやすいです。

「コーヒー1杯を飲み切るまでの時間」というのは、ちょうどいい時間の区切りになります。
カップ1杯の飲み物を飲み切る時間はせいぜい60分か、長くても90分だと思います。
60分は短いと感じるかもしれませんが、カフェでいったん「着手」してしまえば、その後で家に戻ったとしても、作業に再開しやすいです。

何事も「ゼロ→イチ」が一番心理的な抵抗を感じるといいます。
家よりも集中しやすいカフェで「ゼロ→イチ」をクリアしてしまうことで、その後の心のハードルを一気に下げてしまおうというわけですね。

それに、小一時間で席を立てるというのも、体に悪い「座りっぱなし」を避けるのにちょうどいいと思っています。

立ったり座ったりする

これは何かと言いますと、普通の机と椅子だけではなく、スタンディングデスクも併用するということです。
私はスタンディングデスクを導入しており、立ってパソコン作業をしたり、そのままオンライン打ち合わせをしたりすることがあります。

足が疲れるのは確かなのですが、座りっぱなしの姿勢は身体によくありません。
姿勢が変わると、血の巡りが変わるせいか、また集中力や頭の回転が戻ってくるのが実感としてあります。

時間を区切るときは、「Time Timer(タイムタイマー)」や、スマートウォッチのタイマーを使っています。


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また、座っている時間が長くなると、スマートウォッチが振動して「立ってください」と知らせてくれるので、それも目安にしていますね。


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仕事のあいだに家事を挟む

仕事の合間に家事ができる、これは在宅ワーカーの特権です。

作業に疲れてきたタイミングで、私は洗濯や皿洗い、床掃除などをします。
食事の時間が近づいてくれば、下ごしらえをすることもあります。

合間合間に異なる作業を挟むことで気分も変わり、仕事のやる気が復活しやすいと思います。
また、仕事をしながら、いつの間にか家事も済んでいるのもいいですね。

ずっと机に座りつづけるのも立続けるのも疲れますし、ずっと同じ姿勢を続けることで、首も肩も腰も痛くなります。
家事をすれば適度に身体が動くので、いいリフレッシュになります。

私は家事をしちゃいますけど、家の周りをぐるっと一周してくるような、軽い散歩でもいいと思います。

タスクシュートをおこなう

「タスクシュート」とは、大橋悦夫氏が考案した時間管理メソッドです。
1日のタスクをすべて書き出し、開始時間と終了時間を記録することを毎日繰り返す、というものです。

面倒くさそうに聞こえるかもしれませんが、私は「TaskChute Cloud 2」という専用アプリを使っているので、そこまで手間ではないですね。

「タスクシュート」では、その日にやるべきタスクが明確になりますし、実際に行動のログを取ることで、目の前のタスクに集中しやすくなる効果を感じます。

これは家でも外でもできますので、場所に縛られない方法を実践したい方におすすめです。

家だろうが、やらなきゃいけなくなれば、人はやる。

結局のところ、やらなきゃいけない状況に追い込まれれば、怠惰な性格であろうが、周りにベッドやら漫画やらゲームやら誘惑物があろうが、在宅ワークでも人は集中してやります。

極論、それでいいっちゃいいと思います。

それに、結局は「慣れ」の問題だと思っています。
私自身、大学を出て就職をしてからは、ずっと「職場」がありましたし、「勤務時間」や「定時」が設けられて他者に時間管理されている環境にずっといたので、自分の家で仕事ができるようになるまでには時間がかかりました。

しかし、1年、2年、3年……と時間が経っていったら、いつの間にかできるようになっていました。

即効性が欲しければ、やっぱりカフェに行くのがおすすめです。
コロナ禍では難しかったですが、今はもう堂々と出かけられますし。

家を離れられない場合は、立って作業してみるとか、仕事にだけ何時間もずっと集中しようと思わずに適度に区切って家事をおこなうとか、タスクシュートをやってみるといった方法を試してみてください。

今日も1日、がんばりましょう。

Wrote this article この記事を書いた人

Sawako

元公務員フリーランス。日々模索中。好きなものは本とファンタジーと喫茶店とぶらぶら街歩き。仕事はWEBライティングを中心に、WEBメディア運営アシスタント・役者など。

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